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宿題と一緒

基本、お仕事のネタはあまり詳しく触れないで来ましたが、今年は事業撤退の関係でたびたび愚痴めいたブログを書いてきております。
実は8月31日が、撤退までの期間の分に対する最終受注日でした。
新型コロナによる景気動向の不透明性や在宅勤務、お盆明け間もないしかも月曜日…等、通常時でも長期間のオーダーを的確に入れるのは難しいところですので、全ユーザーの分がきっちり入ることなどあり得ません。オーダー漏れや計算違いはもちろん、商社にもオーダーが集中することも予想され、そこでパンクすることも容易に想像できます。
ただ期限を延ばしたところで…多分同じことでしょうし、ズルズルいくだけかと。
翌日は受注システムを止め、仮にオーダーが来た場合は手作業でさばくことになっています。それはそれで手間がかかってしまいます。
そこで誰もが気づかない盲点でしたが、危機管理能力に長けたJTが「きっとオーダーが入れ切れないからシステムを止めるのを少し延ばしたらどう?」と提言しました。なんて某商社マン氏が訴えかけてきたのですが(^_^;)。
ところが受注を受ける物流部門のメイン担当氏は「いや、締め切りを延ばしたくない」との反応。「だから、締め切りを延ばすのではなくてぇ、システムを止めるのを様子見たら?」とか「だったら(実働前日の)28日段階の受注状況見て判断したらどうか?」と老婆心(老爺心??)で言っても頑なに曲げません。まぁ苦労するのは物流担当なので、それでも予定通りというならJTはかまいませんけど…。

31日は怒涛の問い合わせラッシュ。電話が数珠つなぎでかかって来ます。あっ、電話ってJTのスマホですけどね(~_~;)。在宅勤務だったので。
中には「今日オーダーしないとダメですか?」→「ダメですよ」とか「オーダーしようとしたら商社がお昼でオーダーを締め切られてしまった」とか「オーダーしないといけないけどエンドユーザーから必要数量が出てこない」等のやり取りや、しら~っと撤退予定以降の納期でオーダーをしてくるケースも…(~_~;)。
翌日も「この品番だけ入れ忘れた」「数量間違えた」という申告も相次ぎ、またJTが気にしていた品番のオーダーが入っていないことが分かりユーザーに聞いてみると「エンドユーザーから情報がないから」と…。
結局何件も翌日以降にずれ込むことになり、その都度JTの提言を受けなかった物流メイン担当氏に頼み込みました。
だからぁ~、こうなるでしょっ!?

お客様は夏休みの宿題を8月31日、イヤ9月1日にやるタイプなんですね(~_~;)。
JTと一緒か(^^ゞ。

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