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地理学者として…

御岳山ではなく御嶽山が突然噴火しました。犠牲になった登山客も何人も出てしまいました。思えば火山地帯の日本において、いつ何時噴火してもおかしくない状態な訳ですが、何も絶好の晴天に恵まれた週末でなければ被害に遭う人数も少なかったのかも知れません…。
実はJTの祖先は御嶽山の麓が発祥の地だといわれております。未だに子孫が暮らす本家があるらしいです。JTのようなマイナーな名字の人は、自分の祖先に関する情報を持っていると思いますが、鈴木さんや佐藤さんは無関心なのでしょうね…。その本家にこの十年前位から父がJT兄弟を連れていきたいといい続けていましたが、諸事情で実現しないままでいました。気づけばJT父も後期高齢者ですし、かくいうJTもすっかりオッサンです。なので今年の秋には行っておこうかな…と思っておりました。
が、結局一周遅れのお墓詣りに留まり、遅いお昼を食べてから荻窪の実家に送り届けました。
噴火はその後にネットで知った訳ですが、下手をすれば山麓の本家訪問をしていたかもしれませんのでびっくりでした。

今はJTらの世代が学生時代に習った「活火山、休火山、死火山」という分類をしなくなったそうです。桜島や浅間山、雲仙といったいかにも活発な火山に登ったのならあきらめもつきますが、紅葉の見ごろを迎えようとしていた大人しい御嶽山の噴火は誰が予想したでしょうか…。
けど…噴火はそんなものなのかも知れません。
世間では「山ガール」と女性登山客を囃し立てています。JTも元々は「山ボーイ」崩れでした(~_~;)。3,000m級の山に限らず著名な山岳には女性登山客が急増しています。そうなれば男性登山客も増えているのでしょう…(^_^;)。

先述の「火山の分類」を見直すきっかけになったのが何を隠そう御嶽山だったそうです。ずっとおとなしい山もいつ何時怒り出すかは知る由もありません。どうか「ガール」も「ボーイ」も火山に登る際はそれなりの装備と知識を身に着けた上で登って欲しいものです…。
が、これがきっかけで登山ブームがしぼんでしまうのは避けたいところです。「天災は忘れた頃にやってくる」ものなので、しばらくは大丈夫だと思いますが…(~_~;)。

以上、地理学者(じゃねぇ~けど)の願いでした(って根拠ない願いかよ!)。

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