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テリー追悼

昨年はアントニオ猪木が亡くなりました。享年79歳でした。

新日本プロレス恒例1.4東京ドーム大会や6月のALL TOGETHERも猪木追悼興行になりましたし、この夏も新宿・京王百貨店で「猪木展」が開催される等、まだ余韻を引きづっています。まぁ「新宿」「百貨店」「猪木」とくれば伊勢丹でやって欲しかったですが(^_^;)。あっ、新日を立ち上げ直後に当時の奥様倍賞美津子さんと買い物をした猪木を、タイガー・ジェット・シンが襲った事件が伊勢丹前だったんですけどね(^_-)。ただ京王は来年も開催してくれるそうなので許しましょう(^_^;)。

そして昨日、JTがプロレスにはまったきっかけになった猪木と並ぶヒーローがテリー・ファンクでしたが、猪木と同じ79歳で亡くなりました。

テリーは超馬場派のファンク一家で、兄ドリー・ファンク・ジュニアとの兄弟タッグ「ファンクス」で、ブッチャー&シークとのあの「オープンタッグ選手権」で一躍ヒーローになりました。そうです。フォークで腕をめった刺しされて応急治療を受けたのちにリングに戻り兄ドリーを救出した…歴史の授業で習った(こらっ!)試合です。

実はJT少年はその後からプロレスにはまっていくのですが、同じ小学校でプロレスファン代表の友達にテリーの話をすると、真っ向から否定したのです。その友達はいわゆる「猪木信者」でした(^_^;)。以来、猪木ありき、新日ありきのプロレスファン人生を歩んだ訳ですが、ガイジンのスター選手層は残念ながら全日に軍配が上がってました。これもファンクス=NWAが全日派で、猪木新日に選手を派遣しなかった訳です。新日はWWWF(現WWE)と提携し、アンドレやハンセン、ホーガン、バックランド、ローデス、マードックらが新日に上がりましたが、全日ガイジンの方が豪華だったと思います。

例えば全日の「鉄の爪」フリッツ・フォン・エリックに対し新日は「青銅の爪」キラー・カール・クラップです。JT少年は「鉄より青銅の方が強いのかな」と信じこもうとしましたし(^_^;)、メキシコの有名マスクマンでいうとミル・マスカラスとエル・カネックを比べると実力はともかくマスカラスは大人気でした。ただハンセンがいる限り…と思っていたら全日に寝返ってしまいました。

それもテリーが仕組んだと言われていますね。

なので新日ファンからすれば「天敵」のテリーですが、まさかまさか時は流れて新日マットにも上がることになりました。まぁ晩年はFMWやインディにも参戦していましたが、昔の因縁を思うと…長生きするもんですね(^_^;)。

ドリーお兄さんはまだ健在ですが、またひとつ昭和が終わりました。

ご冥福お祈り申し上げますm(_ _)m。



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