RSS

クーデター

超人気団体では時としてクーデターが起こることがあります。
古くは日本プロレスの幹部の金遣いを危惧して改革をしようと上田馬之助の発案で立ち上がった猪木、馬場ら選手会。終わってみれば“会社乗っ取り”クーデターとして猪木が追放され新日本プロレスを立ち上げることになります。
その後坂口が同じように立ち上がってTV放映のない新日と合体して日本プロレスを存続させようとしましたが、結局坂口が追放されてしまいました。その結果日本プロレスはTVもスター選手もいなくなり崩壊していくのです。
その猪木率いる新日本プロレスは、旗揚げ当初は日プロや全日の圧力で有名ガイジンレスラーの招聘ができず苦労しましたが、WWWF(今のWWE)と提携し藤波がMSGでジュニアヘビー級王者を奪取し、猪木は猪木で異種格闘技戦やNYのスター選手との戦いやタッグ結成するなど勢いに乗ってきました。更には(初代)タイガー・マスクの登場で「太陽にほえろ」や「金八先生」の金曜夜8時ゴールデン枠で視聴率20%をキープするなど絶頂期をむかえたのです。ところが猪木の個人事業に利益が回されているとした疑念でまたまたクーデターが勃発し猪木も社長の座を下ろされました。これは結局“元サヤ”に収まりましたが、後のUWFやジャパンプロレス発足につながっていったのです…。
その後はクーデターとはならず、離脱・脱退・復帰を繰り返していくわけです。

今回のSMAPの騒動ですが、ある意味クーデターのような感じです。昨日の生番組ではイマイチ釈然としませんが、どうなるにしろ大きな変化点になることは歴史が証明しています。さぁ、どうなるんでしょうね~。
…って、プロレスの歴史だろっ!

えぇ、まぁ…それが何か(^_^;)。

コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):