極真空手の「熊殺し」と恐れられたウイリーウィリアムが亡くなりました。
梶原一騎の「地上最強のカラテ」で巨大なヒグマと素手で戦った伝説の空手家でした。熊は野生の熊ではなくレスリングベアー節もありましたが…それでも熊と戦える人間は果たして他にいたでしょうか。
ハイライトは1980年2月27日蔵前国技館で「格闘技世界一決定戦」として猪木と戦った一戦でしょう。少年ＪＴはその一戦をテレビで観戦していましたが、鮮明に覚えています。
マーシャルアーツの強者モンスターマンを鮮やかに倒した猪木といえども、この一戦はファンに各段に高い危険感を感じさせました。ウイリーの突きが当たったら…蹴りが当たったら…と真剣に心配したものです。更に両陣営の異様なまでの対立構造。「プロレスこそキングオブスポーツだ」vs「極真が地上最強だ」、プロレスvs空手、新日vs極真…異様な緊張感、緊迫感。真っ黒な肌にドレッドヘア。当時の少年ＪＴからすると、それだけで恐怖におののいて〇しっこちびりそうな存在でした。
試合の方も一度両者リングアウトになり、その際のリング上の両陣営の睨み合いは半端ではない空気でした。その後試合は続行したものの、あまりスウィングすることなくウイリーの蹴りで猪木があばらを、ウイリーも腕ひしぎ逆十字で腕を痛め、両者ドクターストップのスッキリしない結末でした。が、これ以上続行は無理という試合でしたし、もし続けていたら猪木も危なかったのではないでしょうか。最後リング下で猪木の逆十字を長い足で蹴りまくって抵抗していたシーンはヒヤヒヤもんで脳裏に焼き付いています。
近年総合格闘技とやらが根付いていますが（おっと出ました、ＪＴの総合批判(^_-)）、どれだけ罵り合っても、どれだけ納得できない判定で敗戦になっても試合後はだいたいハグして相手陣営とも握手したりしていますよね…。猪木vsウイリー戦の決着後、そんなことしたらドッチラケですよね(~_~;)。やはりこの一戦以上の緊張感、緊迫感の試合はその後もなかったのではないでしょうか。
その後しばらくして佐竹と戦ったり、リングスで前田とも戦っています。
1997年には猪木の引退ファイナルカウントダウンで再戦し、ＦＭＷにまで上がりました。
その間バスの運転手をしたり、晩年は木彫り職人になったそうです。何だかとても「熊殺し」と恐れられたウイリーからは想像できませんね…。
享年67歳。ご冥福お祈り申し上げますm(__)m。
梶原一騎の「地上最強のカラテ」で巨大なヒグマと素手で戦った伝説の空手家でした。熊は野生の熊ではなくレスリングベアー節もありましたが…それでも熊と戦える人間は果たして他にいたでしょうか。
ハイライトは1980年2月27日蔵前国技館で「格闘技世界一決定戦」として猪木と戦った一戦でしょう。少年ＪＴはその一戦をテレビで観戦していましたが、鮮明に覚えています。
マーシャルアーツの強者モンスターマンを鮮やかに倒した猪木といえども、この一戦はファンに各段に高い危険感を感じさせました。ウイリーの突きが当たったら…蹴りが当たったら…と真剣に心配したものです。更に両陣営の異様なまでの対立構造。「プロレスこそキングオブスポーツだ」vs「極真が地上最強だ」、プロレスvs空手、新日vs極真…異様な緊張感、緊迫感。真っ黒な肌にドレッドヘア。当時の少年ＪＴからすると、それだけで恐怖におののいて〇しっこちびりそうな存在でした。
試合の方も一度両者リングアウトになり、その際のリング上の両陣営の睨み合いは半端ではない空気でした。その後試合は続行したものの、あまりスウィングすることなくウイリーの蹴りで猪木があばらを、ウイリーも腕ひしぎ逆十字で腕を痛め、両者ドクターストップのスッキリしない結末でした。が、これ以上続行は無理という試合でしたし、もし続けていたら猪木も危なかったのではないでしょうか。最後リング下で猪木の逆十字を長い足で蹴りまくって抵抗していたシーンはヒヤヒヤもんで脳裏に焼き付いています。
近年総合格闘技とやらが根付いていますが（おっと出ました、ＪＴの総合批判(^_-)）、どれだけ罵り合っても、どれだけ納得できない判定で敗戦になっても試合後はだいたいハグして相手陣営とも握手したりしていますよね…。猪木vsウイリー戦の決着後、そんなことしたらドッチラケですよね(~_~;)。やはりこの一戦以上の緊張感、緊迫感の試合はその後もなかったのではないでしょうか。
その後しばらくして佐竹と戦ったり、リングスで前田とも戦っています。
1997年には猪木の引退ファイナルカウントダウンで再戦し、ＦＭＷにまで上がりました。
その間バスの運転手をしたり、晩年は木彫り職人になったそうです。何だかとても「熊殺し」と恐れられたウイリーからは想像できませんね…。
享年67歳。ご冥福お祈り申し上げますm(__)m。
| 22:44
コメント