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787

最新鋭の中型航空機、ボーイング787が連日にわたってトラぶっています。2011年秋に鳴り物入りでデビューした日本の技術が詰まった夢の航空機のはずでした。機体は軽量化され低燃費を実現し、電子カーテンや温水洗浄便座の導入等乗客のテンションも上がりました。ところが一連のトラブルでとうとう運航停止になってしまいました(>_<)。

JTは前の職場の時は年間数十回飛行機に乗っていましたが、大先輩から福岡県のお客様を引き継いだ7~8年位前の話です。当時JALがトラブル続きだった頃にANAでこんな経験をしました。
その大先輩と福岡空港で待ち合わせていたのですが、何しろその訪問先のお客様はかなりおっかないこともあって遅れてはまずいし、大先輩は前の日から福岡入りしていることもあって、待ち合わせ時間の30分前に着く便に乗り込みました(因みにその待ち合わせ時間まではそのあと2便ありました)。
扉が閉まり、機体がバックしたと辺りで止まったまま時間が経ちました。「ん?こりゃなんかおかしいぞ」と思ったところ、「空調設備の不具合がありましたのでいったん搭乗口に戻ります」とのアナウンス。「あ~ぁ、早めの便にしておいて良かった~」とホッとしていました。さすがに30分も長引くわけがない…しかし中々案内がありません。それまでは電話をしたいサラリーマンが機外へ出て電話していました。するとアナウンスが始まりました。「整備にまだ時間がかかりますので今回は特別にお座席で携帯電話をご使用下さい」と!
えっ?いいの??だっていつもは到着した時ですら機体の外に出るまで電源入れるなっていうのに(今は改正されました…それもおかしな話ですネ(~_~;))…。
そこで大先輩に「すみません。実は今まだ羽田です。乗っている飛行機がトラぶっていて、機内から携帯かけていいと言われたのでかけました」と電話をしました。きっと大先輩は「??」だったのかと思いますが、幸いなことにおっかないお客様から時間をずらしてほしいとのことで、結果オーライでした(^_^;)。
1時間経っても復旧できませんでしたが、その後ようやく準備ができたそうです。すると「今まで消費した燃料を補充しなければなりません。通常、給油作業は危険なので乗客を乗せた状態ではやらないことになっておりますが、このまま給油します。万が一のことを想定しましてシートベルトを外してお待ち下さい」…というアナウンス。要は爆発でもしたらすぐに逃げられるように、ということです(~_~;)。
結局1時間半以上スタンばってから出発し、確か4便に追い抜かれたものの無事離陸したのでした。

JALに続きANAもトラブル発生…という記事は一切出ませんでしたが、搭乗時間が倍近くかかったので、せめてマイルを2倍つけて欲しかった<(`^´)>。

飛行機はリスク(特に遅延)が大きいですが…もう少し乗りたーい(^_^;)。

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