先日襲ったトルコの大地震は隣国シリアも含めて死者が3万人超える被害になっています。
ビルが崩れ落ちる映像は、例え外国であっても衝撃的ですね。
瓦礫から生還した人を見ると心から良かったと思いますし、その何倍もの命が埋もれていると思うとやるせない気持ちに陥ります。
いくら文明や科学が発展しても地震は止められませんが、せめて地震に強い建物やインフラがもっと普及していれば良かったのかと思います。
そもそもトルコは日本と同様の地震国です。今回は東アナトリア断層の影響といわれていますが、トルコはプレートが複雑に入り込んでいる地域です。
国土の大半はアナトリアプレートですが、ユーラシアプレート、アラビアプレート、アフリカプレート、エーゲ海プレートと、ある意味日本列島以上に複雑です…(*_*)。
それなのに耐震強度の弱い建物が多く被害が甚大になってしまいました。
プレートが複数入り込むエリアは他にはインドの付け根やニューギニア西部、中米等がありますが、もれなく地震の巣です。けど日本以外はやはり耐震技術は遅れているように思います…。
因みにマグニチュード6以上の地震の約2割が日本で起きているようですが、国土は全世界の0.25%ですので、いかに集中しているかが分かりますね…。
耐震技術が高まるのも…必然というわけです。
まぁできることならプレートや断層の動きを押さえる技術を開発できないものでしょうか…(~_~;)。それが無理ならせめて、耐震技術の更なる向上と他国への技術供与を広めていけると良いのですが。
それが地理学者JTの切なる思いです(って地理学者って誰だよ!)。
| 22:09
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