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ゴミはごみ箱へ

この時期恒例のバケーションでまたまたまたバリ島に来ています。ホテルの部屋のベランダの前が池になっており、暇を見てはお魚に餌をやって遊んでいました。そのうちベランダに立つだけで遠くからお魚やアヒルや大トカゲまでもがやって来るようになりました。とにかく餌に飢えていて、我先に食いつかんと口を開けます。仮に食べ物でなくても無条件に食べるんだろうなぁ…と思います(もちろんそんなことはやっていませんが)。

最近ストローを廃止する動きが高まってきました。大手コーヒーチェーンやファーストフード店では早くも使用をやめる宣言をしたしました。
もともとストローはいわゆるストローハット=麦わら帽子と同じ素材でできていたようですが、現代においてはほぼポリプロピレン(PP)という合成樹脂製になっています。
その樹脂製のストローが目に刺さった海亀の画像がよく引き合いに出てきますが、よく考えたらそんな事態になるのは天文学的な確率ではないかと思います。
問題視されているのはその事ではなく、海に投棄されたストロー…だけではなく樹脂製品が紫外線で劣化し、波や岩礁等によって細かく砕かれた「マイクロプラスチック」状態になったものを魚が食べ、その魚を人間が食べてしまう…という人間にとって害があることが問題ということです。早い話が人間がプラスチックを食べてしまう訳です。一応ポリプロピレンの食品関係に使われる材料は、確実に厚労省の溶出試験に合格している比較的安全なものではありますが、細かく刻めば食べても大丈夫、とはならないですよね(~_~;)。
そういう意味でいうとストローだけの問題ではなくお弁当容器やレジ袋等、もっというと食品容器以外のプラスチック製品も同じことですね。樹脂業界で仕事をする身にとっては何とも悩ましい話です。
けど本当にプラスチック製のストローがなくなってしまうんですかね~。紙製のストローとか言っていますが、そんなものでちゃんと飲めるのか疑問です。
後はプラスチックを魚が体内で消化できるように進化するのを待つしかないのでしょうか?
…ん?そうじゃなくて、人間の皆様、ゴミはごみ箱に捨てましょうm(__)m。

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