16.1.4 東京ドーム大会

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毎年恒例の1.4東京ドーム大会が今年も開催された。
例年のごとく電車にラッピング広告を出したり、芸能人を「大使」として起用したり、トップアイドルを登場させようとしたり、「プロレス行こうぜ!」という新たなキャッチフレーズをつくり、「1月4日に会社を休む理由」を36パターン披露したり…と集客に精を出した。
今年は「レッスルキングダム」という大会名になってから早10回目、その前からすれば20年の歴史のある大会だ。きっとこの先も「イッテンヨン」は続くと思う。なので敬虔なファンはこの先ずっと1月4日の夕方は空けておくハズである。
確かにこの日が仕事始めの会社は数多い。が、その日を休む社員は結構いるのではないかと思う。あるいは朝社長の訓示があって、お昼から得意先周りや初詣参拝等、フルタイム業務でもない会社も多そうである。
会社は次の日もまた次の日もあるけど「イッテンヨン」は年に1回しかない!
そうなればどちらを優先すべきかは自ずから答えが出るのでは(笑)…まぁ価値観は人それぞれではあるが。

今回もオマケにつられてサンクスでチケット一般発売スタート直後にゲットした。希望の南側とはいかず今回も西側で、やや出遅れた前年より端寄りな気が…。まぁYTR選手に頼んでも希望の席になるとは限らないし、闘魂ショップやぴあに希望の席が割り振られるかも分からない。ならばオマケがつくサークルKサンクスで取った方がお得である(オマケのハンドタオルは実際にはいらないけど…)。
また今年も仲間を集めて忘年会をやった。例年集まるベテランファンはほぼ誰もドームに参戦しない。下手すりゃ当日の地上波すら見ない。ところが最近増殖中のプ女子軍団は基本的に参戦する。下手すりゃ3日の大プロレス祭りも5日の後楽園大会も参戦する。
集客を増やすためにプ女子を取り込むのには成功したと思う。それは女子トイレに行列ができるので如実に分かる。
が、問題は昔見ていたであろうオジサン軍団をどうやって会場に足を運ばせるか、ではないだろうか?要はプ女子が存在する前に男子ファンを中心にドームを埋めていたのである。それプラス上乗せでプ女子が観戦しれば更に観客が増えるのだ。

そんな中、いよいよイッテンヨンが開催された。
第0試合は16時スタート。ところが年末からJT妻が体調悪化している。幸い熱は下がり何とか観戦できる状態なので一緒に出向くのであるが、早過ぎる到着では申し訳ないので頃合い見計らって出発した。
ところが入場前に「サークルKサンクス」のオマケのハンドタオルをゲットしないとならないし、パンフレットも買わなきゃならない。しかもこの日は休憩なしと宣言している。買わなきゃ。でも時間がない…。
水道橋駅に着いてドーム下のベースボールカフェ横の通路を通ると…何と会場入りする列がそんなところまで来ているではないか!ピンチ!階段を上がってひとまずオマケをゲット。パンフは…グッズ売り場はいつも通りの混み具合。諦めるしかないが、昔パンフだけ売ってた売店がやっていれば…と、行ってみると昔と同じ場所にあった。ガラ空き!タイムロスを最小限にパンフをゲットできた。さぁ、いよいよ入場ゲートへ並ぼう!22ゲートだ。あまり馴染みのないゲートだ。きっと他のゲートより空いているに違いない…。
んが…後楽園ホール前のその入口から何と何と…後楽園駅手前辺りまで並んでいるではないか!!!
どう考えても第0試合は無理だ。またよく分からない書道家が時間稼ぎしてくれていればいいが…。そのうち「藤原だ!」と声が聞こえてくる。すると横に並んでいる人がスマホで生中継を見ている!思わず何人かが覗き込む。そんなこんなでだいぶ試合が進んでからようやく入場。
今回は私設新日応援部「プロレスやろう!!」の特製Tシャツとしまむらとのコラボトレーナー&長ティーをゲットしたので全部着ようかと思ったが、トレーナーは諦めて長ティーの上に特製Tシャツを着て会場入りした。
最近新日サイトで知的財産権に関する忠告が出た。ちょっぴり抵触するか不安であったが堂々と特製Tシャツを一番上に着たのだ。そのTシャツには「KING OF SUPPORT」と書いてある。席は通路の近くで係員が目の前にいる。が、商売をしている訳ではないし、何か文句あるか!と開き直った。
着座するやすかさず第0試合を撮影しながら観戦。もちろん通常のデジカメの写真撮影だ。すると係員がやって来る。一瞬Tシャツにクレームが来たかと思ったが、何と「動画撮影はやめてください」…丁重に否定した(苦笑)。

それにしても休憩なしはいかがなものか。おかげでグッズやビールの売り上げはイマイチだったのではないだろうか?
JTも極力水分を控えて観戦した。因みに一区画前の熱血ファンは、ビールだかハイボールの飲み過ぎで、セミあたりから寝始めていた(笑)。

【第0試合】1分時間差バトルロイヤル~ニュージャパンランボー 優勝:邪道
前年同様レジェンドが大挙して登場だ。藤原、ヒロ斉藤、カブキ、越中に続きキング・ハクも登場だ。タマ・トンガの父親なのでBULLTE CULBのTシャツを着ている。第三世代も全員参戦。年末にボコられて顔を腫らした桜庭も。レジェンドの人気は健在だ。序盤に登場したチーズバーガーという超小兵選手が粘っている。ドラダも人気が高かった。試合は田口&越中のケツ攻撃コンビが快調に飛ばすも“ももクロ”有安杏果を伴い最後に登場した邪道がWヒップアタックを耐え優勝した。お姫様抱っこで勝利の女神と喜ぶも、女神はちゃっかりCDとドームツアーの告知をしたのだった。所々にグリーンのペンライトを振りかざすファンがいたり、思いの外ファンは受け入れていたが…もう来なくていいかも(笑)。

【試合開始前】映画ドラえもん『新・のび太の日本誕生』のスペシャル応援団
棚橋と真壁の応援兼ねてドラえもん、のび太、小島よしおらがパフォーマンス。これも告知だがテレ朝つながりなのでやむなしか。これももういいかも(笑)。

【第1試合】IWGP Jr.タッグ選手権試合4WAYマッチ ボビー、フィッシュvsバレッタ、●ロメロvsニック、〇マットvsサイダル、リコシェ
日本人チームのない4WAY戦。大柄なコーディーがジャクソン兄弟に助太刀する。どのチームが権利があるか途中からうやむやになる展開。4vs4でブレーンバスター合戦を披露したり各チームの得意の連携を披露したが、訳分からないうちにジャクソン兄弟が勝利ゲット。サイダル、リコシェは実力発揮できず、王者組は負けてないのにタイトル失った。

【第2試合】初代NEVER無差別級6人タッグ王座決定戦 マーク、〇ジェイ、矢野vs●トンガ、髙橋、ファレ
タッグ王座がないのに6人タッグが新設されたNEVER王座決定戦。マーク&ジェイのブリスコ兄弟をYTRがコントロールしながら鉄の結束を誇るBULLET軍と激突。YTRは珍しく試合中にYTRポーズを完遂した。ブリスコ兄弟はスピード&パワーが凄い。連携も凄い。そこにYTRの頭脳的椅子アシストを受けベルト戴冠!
何と翌日防衛戦が組まれ見事防衛!

【第3試合】ROH世界選手権試合 〇リーサルvsエルガン
G1でブレイクしたエルガンと知らないガイジン王者の対決。必然的にエルガンに応援が集中する。できれば事前に日本に呼ぶとかせめてVTRを刷り込むとかしてくれないと、全く興味が沸かない。エルガンのパワー全開もリーサルはトペ3連発など飛び技とスピードで攻める。セコンドの持つ「真実の本」で攻撃を加え、アメリカンな決着。「誰でも挑戦して来い」と言っていたが、誰も興味を示していない…。

【第4試合】IWGP Jr.ヘビー級選手権試合 オメガvs〇KUSHIDA
KUSHIDAは予告通り助っ人を連れて来る。ギタるあの選手に似た老人だ(バックトゥーザフューチャーのエメット・ブラウン博士らしい)。一方オメガは戴冠したてのジャクソン兄弟を引き連れてくるが、バケツと掃除機を持っている。「ザ・クリーナー」たる由縁か。当然凶器を駆使するが、博士が迎撃する。必殺の「片翼の天使」をくるりと丸め込み嬉しい奪回成功!

【第5試合】IWGPタッグ選手権試合 ●ギャローズ、アンダーソンvs本間、〇真壁
タッグリーグ覇者の挑戦者は私生活で色々あった本間はここで初戴冠したいところ。王者組は実績十分のタッグ屋だ。会場の空気は本間びいきになっている。各種こけし攻撃でリズムを掴み、こけしインパクト→本間のこけし→真壁のキングコングニーというこれ以上ない連続攻撃で王座奪取!本間はもちろん、真壁も嬉しそうだった。
前王者組の今後の去就は…?

【上半期ビッグマッチ告知】
ROHの後楽園&ラスベガス大会や恒例の4月両国、5月福岡からスーパージュニア決勝が仙台、今年も大阪城ホール開催、G1は両国3連戦等が決定した。

【第6試合】〇後藤vs内藤
この日唯一のノンタイトル戦。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤がEVIL、BUSHIを引き連れ登場。すっかり板に付いている。後藤は怒りを抑えきれず花道でコスチュームを脱ぎ捨て臨戦態勢。今最も旬な内藤は美味しい標的だ。当然セコンドが介入するがBUSHIの毒霧はEVILに誤爆する。内藤も奮闘するが、後藤の底力でフォールは取れず、最後は昇天・改で旬なのに敗れてしまった。この先どうする?

【第7試合】NEVER無差別級選手権試合 石井vs〇柴田
急に因縁が深まってのタイトル戦。張り手の応酬で開戦。序盤意地の張り合いで自ら座り込んでサッカーボールキックを敢えて打たせて耐える応酬も、蹴りは柴田に軍配が上がる。天龍のグーパンチ&逆水平やハイキックとラリアットの打ち合いや顔面ウォッシュ、音の出る頭突き合戦等、物凄い意地の張り合い。柴田はコブラから卍を繰り出すが決まらない。最後はPKを放った柴田に軍配。シングル初戴冠。凄い試合だった。

【第8試合】IWGPインターコンチネンタル選手権試合 〇中邑vsAJ
何と初対決のドリームカード。中邑は長い花道を笑顔を振りまきながら中邑ワールド全開で入場する。まるで思い出を作るかのように…。
試合は想像通りのハイレベルな展開。中邑がAJが不慣れな関節技地獄に引き込むが三角締めを決められた体勢からスタイルズクラッシュに移行すれば、雪崩式スタイルズクラッシュを狙うAJを中邑はランドスライドで切り返す…等異次元の攻防も見られた。最後はボマイエ炸裂で紙一重の攻防を制した。
試合後健闘を讃え合って拳を突き合わせた。まるでこの先共闘するような空気感…。最後はマイクアピール無しのいきなりの「イヤオゥ!」で締め。

【第9試合】IWGPヘビー級選手権試合 〇オカダvs棚橋
ドームメイン5連勝中のG1覇者棚橋が先に入場。権利書ケースを持参し楽しそうに花道を進む。対して王者は“カネの雨”の中を外道と共に入場する。カネをゲットすべく花道にファンが大勢駆け寄って来る。無念にもゲットならず…。
何度も戦ってパターンを読み合うも、オカダは低空ドロップキックや鉄柵越えボディーアタック等意外な技を放てば、棚橋もエプロンでのスリングブレイドやドラスクと見せかけての低空ドロップキック等意外な技を返していく。逆ハイフライフロー(イヤ、スーパーフライ!)と逆レインメーカーを敢行し合うがハイフライをドロップキックで迎撃したオカダが、最後にレインメーカー3連発でドームメイン初勝利を飾った!
試合後棚橋の強さを認める潔いアピールからカネの雨を降らせると宣言で幕。

この日の結果は概ね比較的ハッピーな結果となった。
ところが入場者数は25,204人と前年の36,000人より1万人も少ない発表だった。カウントの方法が変わったとはいえ、過去最低の数字だ。あんなに長蛇の列だったというのに…。会場の中にいると2階席の上部まで入っていたのでそんなに減ったとはとても思えないのだが。ただ何となくプ女子がそれほど多くなかったような気もした。
「今年は平日だったので合格ライン」とされたが、今後も平日は続くのだ。すっかり定着した「イッテンヨン」であるが、逆に毎年出られないファンも多いのも確か。第1試合としては17時スタートなので仕事の人も初日はちょっと早めに上がれば間に合う時間だ。が、地方のファンはそうもいかない。仮に4日は休みで5日は朝から会社に出る場合、この日の終了時間は21時を越えていたので帰れる範囲も限られる。
今更変えようもないのだろうが「イッテンサン」だったらどうなのだろうか?都内のファンが里帰りから間に合わないかも知れないが、帰ればいいのだ(笑)。
地方のファンも余裕が出るし、4日出社の人も円満に観戦可能だ。

…と言う前に「イッテンヨン」でも90年代のような集客を復活させるよう、日々の努力が必要なのだろう。
キーワードはオジサンだ!

本来はここで終わらせるところだが…何と翌「イッテンゴ」後楽園でAJがBULLET CLUBから追放される事件が起こった。ところがそれだけでなくWWEへ移籍する噂が流れた。しかもしかもしかも!中邑、アンダーソン、ギャローズまでも既に契約したとのこと。
中邑も~?!
これは痛い。プロ野球選手が大リーグへ行く場合は比較的ファンは応援してくれる。が、プロレスの場合は複雑だ。

早くEBRIETASへ行かなきゃ!

以上