13.3.11 後楽園大会観戦記

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2013.3.11 NEW JAPAN CUP 2013 後楽園ホール

貴重な“平日後楽園”大会が開催される。神保町から離脱した身長2MのアンドレM氏を除くいつものメンバーに“参戦”を打診したところ、全員OKで総勢8名の参戦となった。チケット発売初日の2月上旬、すっかりお世話になっている水道橋EBRIETASオーナーの矢野選手にチケットの相談をしたところ、手配して頂けるとのこと。闘魂ショップもチケットぴあもあまりいい席がなかったので、これはありがたい!早速お店に出向き、「希望は南側の写真が取りやすい席が…」と言うだけ言ったもののとにかく「お任せします」と依頼した。その日は月曜日ということもあり、JTのグループで貸し切りであった。“ヘビー級”のビールに始まり“オーナーお勧めの日本酒”を含む色々なお酒を矢野選手を囲んでたらふく飲んで酔っ払って帰ったのだった(月曜日だというのに…)。
その日は某柔道師範の先輩が翌日の会議資料作成のため泣く泣く参加できず恨まれてしまったので、チケットを取りにお店に行く日にお誘いした。この日も月曜日だったのでお店はすいていて柔道師範と最凶レスラー(失礼!)とお酒を飲みながら格闘談義…凄い空間だ。美味しいイタ飯を食べながらワインを飲んでしまった(その前にビール、日本酒、ハイボール…)。JTはワインがどうも体に合わず、すっかり酔っ払って帰ったのだった(注:今は月曜定休になりました)。
帰宅後、写真をPCに取り込もうとカメラを出そうとしたら、いつも入れている鞄のポケットに…無い!ゲッ!ならばとコートにも…無い!スーツにも…無い!!!矢野選手のお店の料理を撮っていたので、きっとお店に忘れたんだ、きっとそうだ、と思いこみ矢野選手へメールしてみた。
ところが「無かったと思います」との返信…んな馬鹿な!念のため翌日の帰宅時に武蔵小山駅に届け出てみた。「東急線には届いていないようです」と。「ただ乗り入れしている都営地下鉄、東京メトロ、埼玉高速鉄道の情報は分からないので、それぞれ確認された方が良いですよ」とのアドバイス。うわ~面倒くさい…と思いながら翌朝取りあえず出勤先の神保町駅で問合せてみると、どうもそれらしき物が届いていると言うではないか!一時は買い換えないと、と腹をくくったので助かった!どうもEBRIETASから歩いて神保町まで戻り、駅のトイレに落としたか、置き忘れたか…世の中まだまだ捨てたもんじゃない。ありがとうございました!

今回は東の特別リングサイドのパイプ椅子席。何と前から3列目。しかも端の席は入場通路横!そんな絶好の席だったにもかかわらず、一人チケットを家に忘れてきてしまった!立見席でいいので来るように促したのだが結局欠場…。カメラを落とした身としては、あまり強くも言えないが…皆さん、試合当日はチケットを忘れずに!!

さて今回は“春のG1”NEW JAPAN CUP1回戦。16選手のトーナメント戦だ。この大会の優勝者が久々の“春の両国”4.7両国大会で棚橋に挑戦する。いうなればIWGPヘビー級挑戦権をかけた賞金がもらえる大会である。そもそもそれじゃぁ“G1”とはいい難い…。仮に王者が不参加でも、今の流れからすれば桜庭、柴田や、ヘビー級タイトルも目指すデヴィット、NOAH勢らの参戦があれば良かったが、純粋レギュラーメンバーでの大会になってしまった。それはそれで内容的には濃いのであるが、ブシロード体勢ならもう少し何とかならなかったものか…。

【試合前】
震災復興チャリティーオークションが開催された。棚橋、KUSHIDA、内藤らの自前の品物に「ん万円」の値がついた。その後は会場全員起立して黙祷を捧げた。

【第1試合】小島vs〇石井
第1試合とは思えない13分超の重い試合。打撃合戦は小島優勢も諦めない石井は大声援を受けラリアット合戦から頭突きで追い込み、最後は垂直落下式で大金星ゲット。

【第2試合】〇後藤vsトンガ
CMLLタッグ王者のトンガがベルトを巻いて颯爽と入場。得意のスヌーカ殺法やコーナートップへ一発ジャンプし波に乗るが、後藤の牛殺しから昇天・改で“春男”が1回戦突破。

【第3試合】中西vs〇矢野
NOAHのベルトを2本掲げて「チャンピオン!」と声援を受ける矢野はTシャツ姿の中西に攻撃を加える。プランチャやアルゼンチンの反撃食らうも終始ペースを握り、絶妙な急所攻撃から押さえ込む“崇高な”完勝劇。中西はまだ本調子ではない感じ。

【第4試合】天山vs〇アンダーソン
こちらも本調子ではない天山が絶好調アンダーソンと対峙。逆モンゴリアンには本家モンゴリアンを返しペースを握る天山は、終盤アナコンダバイスに捕えるもムーンサルト自爆で必殺ガンスタン食らう。試合後握手。

【第5試合】シェリー、KUSHIDA、〇棚橋vs田口、デヴィット、●キャプテン
デヴィットが執拗に棚橋を狙い、味方のキャプテンも蹴落としてしまう。キャプテンも声援を浴び見せ場を作るが棚橋のハイフライ弾には轟沈。試合後、そんなキャプテンをデヴィットが攻撃加え棚橋を挑発。3.3で敗れた腹いせか?

【第6試合】真壁vs〇高橋裕二郎
R指定のマイクアピールで微妙な歓声を受ける裕二郎が「ぶっこ抜きジャーマン」宣言し序盤から飛ばす。真壁、ペース握れないままレフェリー不在の間に押さえ込むが、裕二郎にチェーンラリアットを食らいぶっこ抜かれた!裕二郎、絶好調!

【第7試合】永田vs〇鈴木
1.4の再戦。今度は鈴木が勝つ番か?試合は松葉杖をしたタイチが介入し、徹底的に永田をいたぶる。タイチが強制退場の中、観客から「そんな勝ち方で嬉しいか!」と野次られると「嬉しいねー」と好き放題に暴れる。激しい打ち合いから永田が白目式腕折りを繰り出すが、鈴木に逆落としからゴッチ式パイル食らい完敗喫す。

【第8試合】〇オカダvsアーチャー
大型同士の一戦。TAKAと外道がセコンドにつく。アーチャーが体型を生かした立体殺法で攻勢をかけるがムーンサルト自爆でオカダにペースが移り、リバースネックブリーカー、ダイビングエルボー放つ。レインメーカー、ドロップキックはかわされるがカウンタードロップキックからの新技レッドインクでタップ奪う!

【第9試合】中邑vs〇スミス
盟友アーチャーの仇討に挑むスミスが中邑に挑む。クネクネ殺法でパワーに対抗、パワーボムはウラカンラナで切り替えすなどペースを握るが、スミスはパワーボム、ジャックハマーで反撃に出る。ボマイエをブロックし、パワーボム返しのウラカンラナも二度目はこだわりのシャープシューター(サソリ固め)に切り返し、最後はジャンピングパワーボムで大勝利!試合後鈴木軍が助けに入ったオカダ共々圧倒し、優勝宣言!

1回戦は勢いのある選手が大物食いを果たした結果が多く、逆に第三世代は全滅だった。因みに一番長い試合は…第1試合でした(苦笑)!

試合後の反省会はEBRIETASに繰り出した。迫力の3列目での観戦で反省会も盛り上がった。そして遅れて登場した矢野選手を拍手で出迎える満員の客席。試合の裏話を聞きながら、反省会は更に盛り上がった。チケットの手配、感謝です。

もうこうなったら優勝しかない!ヤノ、トー、ルー!!
優勝したら、4.7に行くぞー!しなくても…行くかも(笑)。

・・・因みに地上波放送でJT軍団がチラチラ映ってしまいました!