11.6.10 後楽園大会観戦記

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2011.6.10 BEST OF THE SUPER Jr.XⅢ 〜Bring it on!〜 後楽園ホール


6月9日、この日はある話題が日本列島を駆け巡った。
そう、翌日に控えた今年のスーパージュニアの決勝トーナメントがどうなるか?その話題に尽きる…
んな訳はなく、今を時めく“純国産”アイドルグループのAKB48の総選挙の日である。本稿の読者貴兄におかれては、殆ど興味のないところかと思うが、元王者(前田敦子)と現王者(大島優子)の激烈なデッドヒートの末、中間集計で優位に立った現王者を逆転した元王者が王者返り咲きをした、というものである。
何でこんな話から始まるんだろう?
今なら全日で起きた不祥事でヘイト(昔のミツ平井の息子)が意識不明の重体の一件と、“あの”中西が井上のジャーマンで救急車で運ばれ欠場した一件…「レスラーの体力とは?」とか「暴行の真相は?」といった内容で切り出すのだろう・・・。

ならば何故AKBか?
それは単純にその日の深夜番組で“犬猿の仲”と評される元王者と現王者、いや前田と大島が激闘の末、お互いの存在を認め合って抱き合ったのを見て、「これは長州と藤波だなぁ」と芸人(男性)がいったのを書きたかったからである(笑)。
他の男性出演者はうなづき、女性陣はキョトンとしていた。
そう、国民的一大行事であるAKB総選挙をしても、結局プロレスに例えられてしまう…恐るべしプロレスパワー!
しかし若者と女性陣がキョトンでは説得力がないか(笑)。

けどヘイトと中西の病状は気になるところ。
ヘイトは5月29日神戸大会の試合開始前に全日の悪党軍団の総帥TARUに暴行を受け、その後シングル戦を戦って、試合後に体調不良を訴え、開頭手術の末一命を取り留めたが未だ意識不明。急性硬膜下血腫だった。
中西は6月4日京都大会だ。中心性脊髄損傷で順調に回復に向かっているようだ。
ついこの前“マッチョマン”ランディ・サベージが事故で亡くなった。三沢が亡くなったのは2年前の6月。いやな季節であるが、ヘイトも中西も頑張れ!

さあ今回はスーパージュニア決勝だ。
“スーパージュニアにハズレなし!”と古代より言い伝えられている(^^)!が、正直今回は参戦予定ではなかったのだ。というの最近は4月の後楽園、5月の福岡と観戦が続いているし、G1は2〜3回は参戦する。ALL TOGETHERもある。ハズレはないのは保証されているが、ちょっと行きすぎかなと。金銭的な問題というよりも、観戦したら“これ”を書かなければいけないのも負担で…(^_^;)
が、前回の観戦記の呼びかけに、静岡勤務の元上司より「6月10日に観戦したい」と言われた日にゃ、「いつ何時誰の観戦も受ける」精神で決断したのであった。
今回はその上司と一緒に部下だった先輩を巻き込んで3人での観戦となったが、例年以上に他団体の参加が多かったからか、発売後にチケットを手配しに出向いたが殆ど残っていない!焦りに焦ったが何とかゲットできた。
参加選手は次の通り
Aブロック:デヴィット、金本、タイガー、タイチ、邪道、
               リチャーズ、フジタ“Jr”ハヤト(みちのく)、オメガ(DDT)、TJP(フリー)
Bブロック:ライガー、田口、KUSHIDA、外道、サスケ(みちのく)、
   TAKAみちのく(K-DOJO)、飯伏(DDT)、佐々木大輔(フリー)、ドラダ(CMLL)
「頑張れニッポン」「がんばれ東北」ということでいうと、みちのく勢と宮城出身の田口で決勝か?
という以上に豪華メンバーが集結した。過去最大規模ではないだろうか? 

決戦前夜、早めに就寝はしていないが、ある夢を見た。
このサイトのブログをご覧いただいた方はおわかりかと思うが、「ねやがわ」の夢だ。
6月10日の表題「ねやがわ」のブログをご一読いただきたいが、そう、あの藤波が大流血戦の末、チャボゲレロを倒したWWWFジュニアの防衛戦である。藤波ジュニア時代の屈指の名勝負だ。
そのブログを見た大分支部長から
『「寝屋川」泣かさせていただきました!
あれは古館が船橋アナに替わって、初めてメインを勤めた試合でご指摘の通りドラゴンロケット誤爆の大流血で、3本勝負の割りに短時間で終わってしまい、間の悪い事に当日生中継のメインだったので、残り20分近くを古館が持たせたという伝説の試合だったと記憶しております
(それでも藤波の名勝負ベスト3に入れる人、数知れずです)
(ところで、このお〜っとは誰が使い始めだったんでしょうか?全日の倉持?それとも、やっぱ古館かな、覚えていたら教えていただけると有難いです)
因みに私寝屋川が大阪だと初めて知りました』
とコメントを頂いた。寝屋川が大阪と知らないのはご愛嬌としても何たるプロレス偏差値の高さ!
さすが大分支部長!
大分といえば他団体・・・ではなかった他社の強者(観戦歴100数十大会)が8.27武道館に参戦されるそうな(大分支部ディーバより密告情報)。
大分恐るべし!

当日その元上司との反省会で驚愕の事実が発覚するのである。
以前観戦記でご紹介した顧問○○士の○○先生の娘の旦那が…何と4月に異動してきて私の部下だった!
早く言えよー!意地悪!その元上司も彼の前職でつながりがあったとか。…これってプロレス人事かー?!
残念ながら本人は余りプロレスに造詣が深くないようで…(笑)

そうそう、この観戦記に時間をかけすぎていたら、何と8.27に猪木が両国でプロレスと格闘技を融合したチャリティイベントをやると言い出した。
何てこった!
某週刊誌によると猪木とALL TOGETHERの主催者東スポが仲違いしている、とか、そのオールスター戦に誘われなかったからとか言われているが、猪木曰く「昔の“隅田川決戦”のごとく同日開催で相乗効果を出す」とか…。別な日にやれば1万人も同日なら2万人だという理屈。
ズラせよ!絶対にその方がいいって!
イベントを打てないK−1のオールドネームを集めてIGF勢とからめるらしい。それと長州、藤波らが絡む。現場を蝶野が仕切るらしいので「プロレスっぽい大会」になると思うが、熱戦は期待できないし、何でガイジン(しかもプロレス素人)を軸にするんだ?ピーター・アーツは好きだけどアーツのプロレスや異種格闘技戦なんて見たくもないし。バンナの試合も噛み合わなかったし。サップは純プロレスならいいが…。レジェンドプロレスは見たいけど、メインにはならないだろうし。佐山は手術していたし。
武道館に蝶野・武藤・橋本大地(息子)のトリオが実現する方がよっぽど日本は頑張れると思うのだが…。
両国と武道館で義援金を1億円集める、選手の相互派遣、被災者を招待する等に東スポも賛同して後援するそうだ。

とにかく皆さん、日本のためにこの夏は観戦しましょう!!!
G1も忘れずにー! (^_-)


≪試合結果≫
【試合前】この日も試合前にサイン会に応じる棚橋。王者なのに立派だな。
一方この日はG1決勝のチケット先行発売日。8.5後楽園は既に入手したが、会場販売用は“いい席”が用意されている。代々木もたくさん用意されていた。参戦同士のために頑張って購入しなきゃ!
「G1決勝のチケットは壁側に並んでくださーい」というので元上司を先に席へ行ってもらい20人位の列に並んだ。え”っ、チケットをさばいているのはーーー何と社長!社長なのに立派だな。
けどファンは全く無視。なのでやさしいJTは「盛況ですね!」と声をかけたのだった。
今日は場外フェンスがない!飛び放題だ。

【第1試合】ドラダ、●高橋広夢、KUSHIDAvsTJP、佐々木大輔、○オメガ
スーパージュニア参戦し準決勝に残れなかった5人に若手の高橋広夢が入った第1試合だ。
すっかり人気者のオメガが入場で盛り上げる。TJPって誰だ?方やドラダが異彩を放つ。
若手の高橋がつかまるがKUSHIDAが立て直す。ドラダが場外へ大飛行し場内の大興奮。しかし高橋が狙われ最後はオメガ滞空時間の長いジャーマン“クロイツラス”炸裂し、声援を受けた高橋轟沈!

【第2試合】三上、●ファレ、井上、天山vs○高橋裕二郎、田中、飯塚、矢野
内藤を裏切った高橋裕二郎がどうでるか?
今日も飯塚はわざわざ客席になだれ込んで入場する。単純に盛り上がる!けど標的野上アナはいなかった。
試合は若手の三上が狙われたが天山が飯塚をモンゴリアン、カーフブランディングで攻め立て井上のアシストでアナコンダバイスにとらえる。タックルで沸かしたファレだったが集中砲火を浴び高橋の東京ピンプスに沈む。乱闘が多かったとはいえ、正式に矢野と井上タッチされず!
勝ち誇る高橋らに内藤が乱入して宣戦布告!場内内藤コール。「裕二郎、コンプリートプレイヤーズ(邪道、外道、田中、G東郷ら)の子分になった気分はどうだ?俺がプロレスを教えてやる」と挑発した。

【第3試合】準決勝○飯伏vsデイビー・リチャーズ
昨年決勝で脱臼して涙をのんだ飯伏と実力者リチャーズの決勝の切符をかけた一戦だ。
最初から両者飛ばす。キック、エルボーの打ち合いから場外弾を狙う飯伏を阻止したリチャーズが先にトペを放つ。激しい攻防が続くが要所はリチャーズ優勢で展開する。終盤も決定的な場面を何度もつくるがコーナートップからのスーパーパワーボムをかわした飯伏がファイヤーバードスプラッシュで激闘に幕。飯伏去年のリベンジへ決勝戦へ駒を進めた。

【第4試合】準決勝○田口vsデヴイット
タッグパートナー同士の一戦。握手からスタートだ。最初に飛んだのは田口だが、当然手の内を知り尽くしている両者は決め技を決めさせない。しかも田口がブラッディサンデー、デヴィットがどどんと相手の持ち技までもち出すがやはり決められず。デヴィット必殺のフットスタンプ連発からラマヒストラルの応酬。最後の丸め込み合戦で上にいたのが田口だった。
決勝は飯伏vs田口に。

【第5試合】サスケ、○タイガー、金本、ライガーvsフジタ“Jr”ハヤト、石井、邪道、●外道
金本とハヤトが試合前からシバキ合いでそのまま先発。ハヤトは体ができていないが気は強い。ライガーは登場するやいきなりライガーボム。満身創痍のサスケがつかまる。今までの全身タイツではなくショートタイツなので腰回りの湿布と膝のプロテクターが痛々しい。代わった金本はハヤトに顔面ウォッシュ。2発目はハヤトのフロントスリーパーに捕獲された。金本、ライガー、サスケの空中弾からタイガーが外道を羽折り固めにとらえ勝利。

【第6試合】○小島、真壁vs●タイチ、TAKAみちのく
“コジマカベ”は小島が先に入場。真壁がリーダーか?鈴木軍(仮)はタオルを被って“風になれ”で入場。鈴木みのるが来るような素振りを見せるが、それがポーズだと分かると場内ブーイング。けど試合後に来るんだろう…?
タイチは持ち込んだパイプ椅子でラフ殺法。小島ロンリーバトルで完全に2人がかり。真壁が救出する。小島サポーターを放り投げるとお約束で直後のラリアットはタイチにかわされる。今度はロングタイツを格好つけて脱いだタイチはこちらもお約束ですぐさま小島のラリアット一発でしょうもない3カウント。鈴木みのるも来やしない。

【第7試合】○永田、棚橋vs●本間、後藤
6.18大阪タイトル戦の前哨戦の棚橋と後藤でスタート。永田と本間の絡みの後も棚橋と後藤が渡り合う。棚橋頭突きまで繰り出すが、かち上げラリアットをくらってしまう。永田と本間は果てしなくエルボー合戦。本間、3冠挑戦を控える永田に食らいつく。本間こけし(ポストからのダイビングヘッドパット)繰り出すが棚橋カット。ダブル延髄から永田のサンダーデスドライバー、バックドロップホールドで勝利。永田、健闘の本間を称える。棚橋と後藤が睨み合うが、お約束の頭突きはなかった。

【第8試合】決勝戦 田口vs○飯伏
決勝は日本人対決になった。飯伏は昨年決勝でアクシデントで敗退した。東北出身の田口も初優勝狙う。
オーソドックスな立ち上がりはやや田口優勢か。場外へノータッチトペコンを決める。飯伏はきれいなケブラーダを決める。ドロップキック、ムーサルト食らい田口グロッキー。田口ブレーンバスター連発で反撃も飯伏の捻り技食らう。スワンダイブ、串刺しドロップキック放つが、コーナーにバックキック食らう。ムーンサルトは田口かわすがオクラホマスタンピート(やり投げ)でコーナーに激突される。場内大興奮。一進一退。飯伏コーナーからファイヤーバードスプラッシュも決まらず。コーナーからのブレーンバスターは両者ダウン。ようやく決めたどどんも返され、張り手合戦から延髄、サンダーファイヤーパワーボム、真打ち“フェニックス・スプラッシュ”炸裂し大激闘に幕。
飯伏外敵として初優勝。垣原やミラコレから表彰され、場内大飯伏コール!
試合後のインタビューでデヴィットに挑戦表明。大阪で正式な防衛戦が組まれた。



以上